2.猫背から起こる様々な症状ー手首の痛み

手首の痛みも、指と同じ神経です。 曲げる時痛い。反らす方に痛むと、床に手がつけられない痛みになります。 胸はり体操で、顔と天井が平行になるまで倒せる方なら、 自分の身長通りの姿勢をして、手首の運動をしてごらんなさい。 それだけでも痛みがなくな…

2.猫背から起こる様々な症状ー指の痛み・バネ指(弾撥指だんぱつし)・腱鞘炎

手足の指を動かす筋肉が関節を渡る部分は腱という紐状になっています。 拳骨を作って観察しましょう。 人差指だけを伸ばして、曲げたり伸ばしたりを繰り返すと、腱の動きがよく分かります。 この腱は筒状の鞘に包まれていて滑液の中を運動するのですが、 こ…

15 「姿勢を意識し、胸を拡げて」(自律神経失調症、胃下垂、椎間板ヘルニア)  S.Kさん染色業手伝い・44歳)

私がこの体験記を書いたキッカケは、先生の 「あなたの体験記が、同じような症状で苦しんでいる人々の 励ましになり、役に立つのだから……」とのお薦めがあったからですが、 私が「人のために役立つ」なんて、 これまでの私の人生(といっても44年余りですが…

2.猫背から起こる様々な症状ーテニス肘・ゴルフ肘

この症状も、猫背から起こることが知られていません。 ゴルフで球を打つ格好は、完全に猫背ですし、 テニスで飛んでくる球を打ち返すべく構えた姿勢は、身を低くあごを上げています。 肘の外側の1点が、腕を伸ばし切る動作の折に鋭く痛みます。 テニスでは…

2.猫背から起こる様々な症状ー腕の神経障害

猫背の直し方は 5/22の日記 で詳しく述べていますが、 肩口に猫背をつくると、この運動かやりにくくなっていきます。 猫背というのは自分の身長を2〜3センチ縮めた状態ですから、 自分本来の身長に戻せばよいのですが、 50歳を過ぎて5センチ以上も縮めた…

14 「椎間板ヘルニアの激痛を治す」 YNさん(会社役員・48歳)

私の腰痛歴は、社会人になった時からですので、25年以上になります。 ただ症状としては、旅先等でマッサージを受けた時に、 腰を少しでも強く押されるとと翌日必ず腰の調子が悪くなることはありましたが、 日常の生活にはさほど問題なく過ごしてきました。 …

2.猫背から起こる様々な症状ー 肩こり、頭痛(筋緊張性頭痛)2

筋緊張性頭痛の特徴は、首の後ろ側からこめかみにかけて、しめつけられるような痛みです。 ズキンズキンと血管の搏動(はくどう)を感じる血管性頭痛とは全く別物です。 あご上がりの姿勢が続く間の頭痛で、 横になって頭の重さから筋肉が解放されると、痛み…

13 「胃潰瘍を治す」(胃潰瘍、坐骨神経痛)   YNさん(美容師・32歳)

私がカイロプラクティックに通うことにしたのは、 坐骨神経痛の苫しみから解放されたいためであって、 胃潰瘍が治るなんて夢にも思いませんでした。 カイロの先生との約束通り治療開始から3ヵ月ちょうど。 胃の内規鏡検査で、胃潰瘍が完治していることが分…

2.猫背から起こる様々な症状ー 肩こり、頭痛(筋緊張性頭痛)1

人体の基本姿勢を忘れて、猫背の弊害もいわない(知らない?)現代医療の一分野は、 これで医学かといわざるを得ません。 本書で述べてゆく病気や症状のすべてが、 原因不明であり、対症療法になってしまっている事実をお話ししてゆきましょう。肩こり どの…

12 "肩こりのなれの果て"はまず背骨の矯正体操から (両手の触覚麻痺)    K.Kさん(主婦・64歳)

手がしびれ姶めたのが昨年の春のことでした。 しびれは右手の指からで徐々に両手の触覚麻痺になり、 さらに悪化して右足が不安定になりよちよち歩きしかできなくなりました。 手の感覚は、熱い冷たいは分かるのですが、 物に触った感じがなく、また指は動か…

1 猫背三態4

身長通りが習慣づいた人の背骨は、胸椎から腰椎まで、 両側の筋肉で作る溝の底といった感じで凹凸を感じることなくスーツと撫で下ろすことができるものです。自分の身長通りの姿勢では、耳が肩と対しています。 この時は頭の重量は、主として大黒柱である脊…

1 猫背三態3ー腰猫背

胸椎の10番から腰椎にかけては、前弯しているのが正常です。 それが反対の後弯にひっくり返った状態です。 座ればあぐらばかり、腰かければ足を組む、 足は組まないが、腰を常に尾骨重心にストンと落とすクセのある方々です。 この状態の背骨は自分で探るこ…

11.検査入院のはずが車イス生活に(腰痛、椎間板ヘルニア)    Y.Eさん(学生・17歳)

中学時代は部活程度でやっていたバレーボールに本格的に収り組んだのは、 高校に入学してからでしたが、その年(昨年)の夏頃から腰痛に悩まされはじめました。 著名な大病院で診てもらったら、 椎間板ヘルニアということでコルセットをかけさせられました。…

1 猫背三態2ー真ん中猫背

胸椎の7番目〜8番目が頂点の猫背です。 誰が見ても猫背に見えるでしょう。 猫背になった背骨の特徴は、長年にわたると 頂点部分は後ろに反り返す柔かな動きがなくなってゆくことです。 ですから、この真ん中猫背をクセづけると、 畳や固い床の上では、あお…

9."原因不明の頭痛"の原因がねこぜ姿勢と知って驚く     H.K(会社員・54歳)

あの時"カイロプラクティック"に行っていなかったら、 今も私は頭痛に悩まされ、景色の良いところへ行っても、美味しいものを食べても、 何をしても、つまらない日々を送っていたかもしれません。 風邪以外に病気らしい病気をしたことがなかった私が、 突然…

1 猫背三態1ー肩口猫背

ひと口に猫背といっても、猫背の頂点が人によって違います。 [ ] 背中の骨(胸椎)は12個の椎骨が積み重なっていますが、 正確には何番目が頂点かで違っているのです。 レントゲンの必要はなく、触診に慣れた治療師だったら簡単に探り当てます。 しかし、大…

2 子供の姿勢-2

姿勢の悪さが子供をむしばむ 小学生で20%、中学生になると33%が肩こりを訴え、 何もしなくても疲れるという訴えが、小学生で32%、中学生で46%という調査記録があります。 ひどい猫背姿勢は、肩こりにとどまりません。 重力に逆らいすぎる姿勢は、疲労感にも…

10.カイロの先生の予言どおりに、ねこぜ姿勢から頸肩腕症候群に     R.Iさん(会社員・51歳)

カイロプラクティックの先生と知り合ったのは、 まだ何の痛みも知らない頃。出会う度に、先生から 「Iさん、姿勢が悪いですよ。 もっと背筋を伸ばして歩かないといつか痛い目に遭いますよ」と、 真面目な警告を受けていたのですが、 なかなかそういう言葉に…

2 子供の姿勢-1

幼少の頃の本来の姿勢 小学生になる前の子供たちは、活発に遊び回る子供ほど、身長通りの姿勢をしています。 横から見ると、耳が肩の真上に位置しています。 運動を心がけさせなさいといっても小さい時から運動嫌いの子供は珍しくありません。 姿勢は幼児の…

8.20年来の腰痛から救われて今はテニスが楽しい  Y.Hさん(会社員・48歳)

今度ばかりは最悪で、腰痛だけでなく左足外側がしびれ、 特に足首から先が麻痺して足を引きずって歩くようになってしまいました。 それでも治療に行かず約2週間会社を休んでいました。 というのは、私の腰痛の歴史は長く、 最初に症状が出てから約20年近くな…

1.大人の姿勢-4

楽な姿勢そのほかの座り姿勢 足を組むのも、あぐらをかくのも、自分の姿勢がどうなるかを心得てやるのなら、 背伸び運動さえしておけば、何も悪い姿勢とはいえないのかもしれません。 無意識にクセづくのが怖いのです。 そういうわけで、いくつか猫背になり…

7. 頭痛、肩こり、排尿困難から解放されて元気に       K.Mさん(会社員56歳)

現代医学の進歩が目覚ましい今日この頃ですが、 その医学検査では原因が判明せず、 持病とか、ストレスとか、歳のせいとか言われ、 日々何らかの病気をあきらめてお過ごしの方が多いのではないでしょうか。 私もその1人でかれこれ10年くらい前になりますが、…

1.大人の姿勢-3

2.楽な姿勢 あぐら あぐら(胡座)は、日本人にとって、昔からある座り方の一つです。 鎌倉時代までは、床は板張りでした。テレビの時代劇で再現されていますね。 親方さまがあぐらで座るところだけ畳1枚が敷かれていて、あとは板張りです。 家来共は板張り…

6. 小学一年から腱鞘炎と診断された痛みをカイロで完全に解消                           Y.Jさん(会社員・29歳)

一番最初に指が痛むなと感じたのは、小学校一年ぐらいの時でした。 それが今日まで続いたのですから、カイロプラクティックの先生が開ロー番、 「手に痛みがくるというのは、"ねこぜ"の人しかならないわけですよ。 まだ、20代の若さで、小学校時代から痛みが…

1.大人の姿勢-2

楽な姿勢「良い姿勢」とは身長通りの姿勢でしたが、 では「楽な姿勢」とはどんな姿勢だと思いますか。 いくら身長通りがよいといっても、姿勢は絶えず変化しますし、 また意識しなくても変化するものですから、そればかりをとり続けることはできません。 ま…

5.カイロ治療で始めて知った、むちうち症はストレスが原因     S.U(自営業・38歳)

「健康は自分に贈る最高のプレゼント」という言葉があります。 健康で丈夫な体は何にも勝る貴重な財産です。 私が健康の有難みをしみじみと感じるようになったのは、 6年前の交通事故で「むちうち症」になった時からです。 いま思いますと、直後に入院した病…

1.大人の姿勢-1

1.猫背の観察 猫背のことを医学では「円背」といいます。 猫がうずくまった格好から定着してしまった猫背姿勢ですが、猫は決して猫背ではありません。 飼っている方は、うずくまった後の猫は、 四肢をふんばって背伸び運動しているのをご存じでしょう。 なの…

4.クモ膜下出血の疑いといわれた家内の症状が首の治療だけで解消  K.N(会社社長・57歳)

私は学生時代からカイロプラクティックというものに関心は持っていました。 それが、ほんとうにお世話になったのは、 家内が激しい頭痛を訴えて2,3回倒れてからです。 ある年の暮れ、また家内が倒れて、私は出張先から急きょ帰ってきました。 もう唇は紫…

5.悪い姿勢は生活習慣病

厚生省は、これまで「成人病」といっていたのを「生活習慣病」といい換えました。 悪いと分かっていても、習慣的に止められない、 たとえば、ヘビースモーカーであるとか、大酒を飲み続けるとか、 肥満体を長年続けるとかで、成人になるとさまざまな病気をか…

3.ギックリ腰の辛さ、みじめさを二度と味わいたくない (肝機能障害、肩こり)      O.G(会社員・34歳)

一昨年の夏は例年にも増して忙しく、 8月に予定していた夏休みもとれず深夜残業の続く毎日でした。 しかし、仕事も今が峠と気が張っていたせいか、まったく疲れを感じませんでした。 ところが仕事も一段落した週末に、ベッドから起きようとすると、 腰に痛み…