1 猫背三態4

身長通りが習慣づいた人の背骨は、胸椎から腰椎まで、
両側の筋肉で作る溝の底といった感じで凹凸を感じることなくスーツと撫で下ろすことができるものです。

自分の身長通りの姿勢では、耳が肩と対しています。
この時は頭の重量は、主として大黒柱である脊柱が支えています。
ところがうつむいた途端、頭の重量を筋肉が支えることになります。
しばらくすると誰しも肩がこってきます。
頭を上げる時、身長通りに戻せば、筋肉は解放されるのですが、
背中は猫背のまま、あごだけを上げるクセがつくと、筋肉はゆるむ暇がありません。
しかも、このあごだけを上げた姿勢は、
イラストのように頚椎にも不自然な弯曲を強いて、大変な負担をかけているのです。

首こり・肩こりの段階は、僧帽筋という肩の筋肉の疲労といえるでしょう。
足を組んだ姿勢で肩がこらないなら、こらない方がおかしいのです。
ただ、自分は猫背だが、肩なんかこったことがないという人もいるはずです。
常に肩の筋肉を使う運動をしているか、
肩こりが長年の常態となってしまって鈍感なのか、どちらかであるはずです。

           姿勢教育塾
姿勢の正しいアドバイスを求めている方、必要な方が大勢います。
そういった方たちのお役に立つ知識と能力を身に付けませんか?
私が塾長を務める姿勢教育塾は、
誰でもわかる優しい言葉で理解できる講義と実技のプログラムで、
姿勢が原因となる身体の不調を取り除くことができます。


http://siseijuku.com/