2009-01-01から1年間の記事一覧
次に高名な医師が、 このタイプの腰痛しか問題にしていない事実を、 腰椎後弯腰痛と対比して一覧表にしてみました。 腰椎過前弯の注意(医師による) 1.腰を反り過ぎてはいけない 2.あお向けには寝ない方がよい 3.あお向けに寝る時は両膝を立てるか膝の下に…
このタイプの人は、腹筋が弱くなっています。 腹圧をかけるといいますが、突き出したお腹をたえず引っこめる努力が必要です。 腕組みのクセを止めて、減量に励む必要もあります。 腹筋を鍛えましょう。 つまり腰の前屈体操が主となるのですが、 背中を丸める…
医療でこのお腹突出し(腰椎の前弯過度。以後、過前弯という) のための腰痛ばかりをいっているのは日本人の腰の研究がなされていない、 つまり姿勢の研究が全くなされていないからであるといっておきましょう。 この過前弯のための腰痛は、日本人ではまだ少…
凹円背という意味は、 腰がお腹の方へ凹み過ぎると反対に背中は円くなる という意味ですが、 腰を観察すると、腰猫背とは全く反対の腰つきであるのが分かるでしょう。 [%7C]ハイヒールでなくても、この姿勢になりやすいのは、腕組みのクセです。 お腹を引っ…
分かりやすくいえば、真ん中猫背の腹突出し姿勢ですね。 日本人に少なくて欧米人に多い姿勢です。 [%7C]写真でご覧のように、一見バランスのとれたいい姿勢に見えるのですが、 身長通りではありません。 齢をとるほどに体型化(柔軟性を失くすため)しやすく…
しかし、椎間板ヘルニアになったら、自分で治す方法は全くありません。 手術はしたくない、どんな痛みにも耐えるから治してほしいと、 すでに治った方からの紹介で、年に5〜6人の方が辿り着いて見えるのですが、 私も脂汗を流す覚悟が要ります。 ヘルニア…
ヘルニアは第四、第五腰椎で起こりやすく、 はみ出た椎間板が、坐骨神経の根元に触れるために、 激痛が走り、歩くこともできない痛みが左か右の片足を襲うのです。 横になっても痛みを避ける体位がなく、眠ることさえできません。 鎮痛剤は全く効きませんし…
腰椎が後弯になったための腰痛は慢性化しやすく、 何かすれば、また痛くなるのではないかという恐怖心のために、 行動力がにぶり、ますます座ってばかり、腰かけてばかりの悪循環になりがちです。 そうした人たちの中から、椎開板ヘルニアにまでなる不幸な人…
この腰痛は、全く身動きのつかない腰痛にまで辿り着くことがあります。 休んで寝転がっていれば楽になるのですが、忙しいとそんなわけにはいきません。 1日目、2日目と痛みが募り、3日目には痛みのために、ついに動けなくなってしまい ます。 ただ、こんな…
腰が痛い時ほど情ない思いをすることはないでしょう。 肩や腕が痛むのは情ないというより不愉快で、いらいらするものです。 腰猫背が長年の姿勢になると、 腰がだるい、疲れるという感じがするようになるものです。 長時間の腰かけ、あぐらの後、立ち上がっ…
ここで大事なことは、この腰猫背(ひどい場合は腰曲がり)は、 加齢と共に写真のように前屈の方はたやすく、簡単に床に手がつくでしょうが、 後屈がだんだんやりにくくなるということです。 [ ] 体カテストでも、柔軟性を見るためには前屈の方が都合が良いら…
椅子に腰かけるが早いか、足を組む。 足は組まないが、ストンと腰を落とす。 床に座れば、長時間でもあぐらばかりという人たち。 このような座り方、腰かけ方は、 前弯であるべき腰椎を反対の後弯にひっくり返して、尾骨に重心をかけた、 いわばくつろいだ時…
原因としては、Aや、B型、C型とウイルスによるものが多いのです。 血液検査の結果GOT、GPTの数値が高くなります。 そんな中で、ウイルス性とは全く関係なく、 いずれの数値もが50〜80ぐらいで、慢性肝炎といわれる人がいるはずです。 これも第八、…
胃潰瘍、十二指腸潰瘍は、消化性潰瘍といってストレスが原因とされています。 今、本書を読んで下さっている方で、この2つの潰瘍でお悩みの方は、 どんなストレスにさらされ続けているのか考えてみて下さい。 中には5年も6年も治らず同じ薬を飲み続けてい…
いわゆる胸やけに苦しむ症状です。 猫背のための背中の鈍痛が先立つこともあります。 普通は、天ぶら等の油物を食べた後というのが一番多いのですが、甘いものという人もいます。 そうしたものを食べなければ済むのですが、 ひどくなると、毎食後、胸やけに…
ついでながら、この肋間神経痛は猫背が原因ではないことをお断りしておきます。 12対の肋骨のうち、第10肋骨までは胸に回って胸骨に結び合わされています。 いわば内臓を保護するための篭状になっています。 第11、12肋骨はわき腹のあたりで終わっていて、指…
胸椎は12個の椎骨が積み重なるのですが、 ご承知のように、左右12対の肋骨が組み合わさっている部分です。 さらにこの肋骨にはイラストのように12対の肋間神経(胸神経)が肋骨に沿って胸に回っています。 各肋骨の間には、呼吸に合わせて胸郭を拡げたり狭め…
真ん中猫背は誰からも猫背であると見られる、美容上も損な猫背です。 昔から「後ろ姿に歳が出る」といわれてきたのですが、 若いうちはともかく、中年を過ぎると、年齢以上に老けこんで見えるようになります。 人間、自分の後ろ姿が見える動物だったら、猫背…
心臓は全身に血液を送るのが役目ですが、心臓自身も血液で養われなくてはなりません。 その心臓を養う動脈を冠状動脈といいますが、 その動脈の一部が細くなって、血液が流れにくくなるために起こる発作なのです。 虚血性心疾患といわれています。 高血圧症…
足を組む人たちに私はいうのですが、 あなたは虫の息で生活していますね。 今時、ただでとれるものは酸素しかないでしょう。 もっともっと深い息で、人一倍酸素をとろうではありませんか。 そうすると足も組めなくなります。 というわけで、酸素のとり方が少…
どちらかといえば、小肥りないし肥満体で高枕猫背(肩口猫背)の人がかかりやすい症状です。 自律神経系の図をご覧下さい。 心臓を緊張させる交感神経は首から背中にかかる胸椎の後弯部分から出ています。 同じ部分から呼吸器にも入っています。 この部分は…
この症状はまだ病気とはいえないものです。 大体、猫背になる人というのは、深呼吸などしたことがない人といえるでしょう。 胸一杯に息を吸いこめば、 背すじが伸びて身長通りの姿勢になるものなのです。ここでも面白い実験ができるでしょう。 立っても、腰…
アレルギー体質の人がかかる最も苦しい病気です。 咳が出るのではありません。 発作が起こると、吸う息が吸えない、吐く息が叶けないで、 ヒューヒューと喘鳴が起こり、はたで見ていても、その苦しさにいたたまれないほどです。 幸い発作止めの薬があるのが…
"おお寒む寒む"の格好を想像してみて下さい。 背中を丸めてふるえる姿が思い浮かぶでしょう。 猫背の特徴は、暑さ寒さに皮膚感覚で過敏になるのです。 夏にはやたらと暑がり冬にはやたらと寒がるというのは、 やせた太ったには関係がありません。 寒いと思っ…
痛みの最中に、アイロン振り運動だとか、 壁に痛む側の手を這わせて、少しずつ上に挙げてゆく尺取虫運動だとかを指導する医師がいるのですが、 私はそんな無理な運動はする必要がないと考えています。 長年肩に無理を強いてきた結果の症状で、 身体はあえて…
これもやっかいな痛みです。 筋肉痛とも神経痛ともいえない肩の痛みです。 ある日から肩の痛みのために片方の腕の運動が不自由になります。 人によっては、はじめの3ヵ月くらい、上腕(肩から肘まで)にうずくような痛みがあって、 それから肩の痛みに固定…
手首の痛みも、指と同じ神経です。 曲げる時痛い。反らす方に痛むと、床に手がつけられない痛みになります。 胸はり体操で、顔と天井が平行になるまで倒せる方なら、 自分の身長通りの姿勢をして、手首の運動をしてごらんなさい。 それだけでも痛みがなくな…
手足の指を動かす筋肉が関節を渡る部分は腱という紐状になっています。 拳骨を作って観察しましょう。 人差指だけを伸ばして、曲げたり伸ばしたりを繰り返すと、腱の動きがよく分かります。 この腱は筒状の鞘に包まれていて滑液の中を運動するのですが、 こ…
私がこの体験記を書いたキッカケは、先生の 「あなたの体験記が、同じような症状で苦しんでいる人々の 励ましになり、役に立つのだから……」とのお薦めがあったからですが、 私が「人のために役立つ」なんて、 これまでの私の人生(といっても44年余りですが…
この症状も、猫背から起こることが知られていません。 ゴルフで球を打つ格好は、完全に猫背ですし、 テニスで飛んでくる球を打ち返すべく構えた姿勢は、身を低くあごを上げています。 肘の外側の1点が、腕を伸ばし切る動作の折に鋭く痛みます。 テニスでは…