2.猫背から起こる様々な症状ー息切れ・動悸2

足を組む人たちに私はいうのですが、
あなたは虫の息で生活していますね。
今時、ただでとれるものは酸素しかないでしょう。
もっともっと深い息で、人一倍酸素をとろうではありませんか。
そうすると足も組めなくなります。
というわけで、酸素のとり方が少ないために、
ちょっとした動作で息切れ、動悸が起こるようになるのです。
例えば混み合う駅の階段。
神経質な人は、空気が汚ないと思うと、小さな息で上るんですね。
誰だって息切れ・動悸が起こります。
私はいいます。鼻は空気清浄器です。
口から吸ってはいけないが、鼻からなら深い息でも大丈夫です。
それより何より、この症状の人たちは呼吸の訓練をする必要があります。
早足で歩く、その歩調に呼吸を合わせるのです。
1歩目2歩目は吸う、それも深く吸う、3歩目4歩目で吐く、吐く。
それの繰り返しです。
ジョギングをする人たちはこの呼吸が自然に身につくのですが、
息切れ・動悸のする人たちは普段から運動にあまり興味がないため、この呼吸法がなかなかできません。
今度は階段を上る訓練です。
呼吸は同じです。
1段目2段目は吸う、吸う。3段目4段目は吐く、叶く。
リズムをとるのです。
吸う時は絶対に鼻からですが、吐く時は口からの方が楽かもしれません。
ここでの実験でもお分かりのように、
猫背になるほど、肺活量が小さくなります。
また加齢によっても小さくなるものです。
歳をとっても、ラジオ体操ぐらいのことは毎日やって、
深呼吸の心がけを忘れないようにしたいものですね。
何が何でも、息切れ・動悸は訓練で治しておく必要があります。
この段階で心臓の検査をしても異常はないのが普通です。
が、次の段階にすすむのを食い止めておかなくてはなりません。

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