2.猫背から起こる様々な症状ー狭心症・心筋梗塞2

心臓は全身に血液を送るのが役目ですが、心臓自身も血液で養われなくてはなりません。
その心臓を養う動脈を冠状動脈といいますが、
その動脈の一部が細くなって、血液が流れにくくなるために起こる発作なのです。
虚血性心疾患といわれています。
高血圧症、動脈硬化、またその原因となる高脂血症、アルコール、喫煙等、
さまざまな要素がからみ合って起こるとされています。
肥満も原因の一つでダイエットも大事なことですが、
もう一つ猫背の肩こり症を忘れてはいけません。

検査結果で狭心症と診断されると、
発作止めのニトログリセリン舌下錠というクスリを肌身離さず持ち歩くことになります。
あくまでも発作止めであって、根本から治すものではありません。

ところがなのです。アルコール、煙草、ダイエットはもちろん大事なことですが、
狭心症の人たちに、胸はり体操を指導して、枕を低く、
また歩く時、階段を上る時の呼吸法を実行してもらうと、
2〜3ヵ月もしないうちに発作がなくなるのです。
クスリもいらなくなります。
肥満体であれば、痩せた人に比べれば酸素の消費量も多いはずで、
呼吸を深く心がけることが大事なのです。
昔、NHKの番組で、鈴木健ニアナウンサーの『ほんとかうそか』というのがありました。
その中で、高枕で血圧を計ると、高くなる。
これは「ほんと」なのです。高枕習慣は健康の敵であると申し上げておきましょう。

心筋梗塞
こうなっては、私からどうのこうのというわけにはいきません。
狭心症のとどのつまりといえるのでしょうか。
冠状動脈の一部が完全につまって血液が流れなくなるために、
その先の心筋が壊死をおこします。
不幸にも亡くなる方さえあります。

           姿勢教育塾
姿勢の正しいアドバイスを求めている方、必要な方が大勢います。
そういった方たちのお役に立つ知識と能力を身に付けませんか?
私が塾長を務める姿勢教育塾は、
誰でもわかる優しい言葉で理解できる講義と実技のプログラムで、
姿勢が原因となる身体の不調を取り除くことができます。


http://siseijuku.com/