2.猫背から起こる様々な症状ー狭心症・心筋梗塞
どちらかといえば、小肥りないし肥満体で高枕猫背（肩口猫背）の人がかかりやすい症状です。
自律神経系の図をご覧下さい。
心臓を緊張させる交感神経は首から背中にかかる胸椎の後弯部分から出ています。
同じ部分から呼吸器にも入っています。
この部分は前にもいいましたが、
頭をうつむけなければ仕事にならない関係上、猫背になりやすく、
まして高枕で猫背を助長するようなことがあってはならない部分です。
呼吸器の弱さにつながるか、心臓の弱点の方になるか。
肥満気味の人たちの肩こり症は、危険であると申し上げておきましょう。
肥満であることでもお分かりのように、胃袋は健全タイプです。
ある日から、発作的に胸心痛が起こるようになります。
左の胸部から腹部にかけて、かなりの痛みが10分くらい続くようです。
歩いている時だったら、思わずしゃがみこんでしまうでしょう。
静かにしていると、おさまってくるのは狭心症です。
誰しもすぐさま病院に行くことになるでしょう。
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