3.凹円背姿勢(おうえんぱいしせい)-腰痛1

医療でこのお腹突出し(腰椎の前弯過度。以後、過前弯という)
のための腰痛ばかりをいっているのは日本人の腰の研究がなされていない、
つまり姿勢の研究が全くなされていないからであるといっておきましょう。
この過前弯のための腰痛は、日本人ではまだ少数派です。
筆者の所では10パーセントあるなし。
特徴は多少肥満体の腕組みのクセをもつ方々であると言えるでしょう。
痛みにも大変な特微があります。立っているのが辛い痛みなのです。
例えば電車の中で30分も立っていると、
腰の両側からしめつけられるような痛みが始まるのです。
ああ席が空かないかなあ。
事実席が空いて、腰を下ろすと、痛みが治まってきます。
足を組めばさらに楽になります腰椎の過前弯がゆるむからなのです。
電車を降りて歩いている間は立っているほどではありません。
会社に着いて、デスクワークに入ると痛みも忘れます。
この腰痛は、ほかの腰痛のように勤けないほどの激痛にはなりません。
が、自分で痛くなるのが分かっているため、
冠婚葬祭で立ちつくすような場所や、イスもないような展覧会といった所は敬遠したくなるでしょう。


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