2.猫背から起こる様々な症状ー五十肩(肩関節周囲炎)1

これもやっかいな痛みです。
筋肉痛とも神経痛ともいえない肩の痛みです。
ある日から肩の痛みのために片方の腕の運動が不自由になります。
人によっては、はじめの3ヵ月くらい、上腕(肩から肘まで)にうずくような痛みがあって、
それから肩の痛みに固定するようになったといいます。
いずれにしても、肩口の猫背で頭が後ろに倒せない人を襲う症状です。
最初の身長通りの実験(7/21の日記)で、若い頃からすでに腕が真上に上がらなかった人が
長年無理を重ねた結果、年齢相応にたどり着く病気です。
早い人では40歳代、遅い人で60歳代ですが、平均では昔も今も50歳代でしょう。
肩の痛みのために
 1.腕が上方に挙がらない。
 2.腕が側方に挙げられない。
 3.後ろ手が全く組めない。
以上の3つが共にできない時、五十肩と自己判断してよいでしょう。
下着や服を着たり脱いだりが不自由になり、
教師だったら黒板に字が書けなくなります。
(右利きの人で右五十肩の場合)
どちらか片側の肩ですが、右利きだから右肩とは限りません。

あまりの痛さとそれに伴う不自由さのために、
皆さんはいいといわれるさまざまな治療院をめぐることになりがちです。
ところが、この五十肩は、
面白いことに1年〜1年半の不自由な時期を我慢すると、ひとりでに治ってしまうのです。
ですから、患者さんにとって1番の名医は、治りかけの時に辿り首いた先生であるという笑い話があります。

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