2.猫背から起こる様々な症状ー腰猫背による症状1

椅子に腰かけるが早いか、足を組む。
足は組まないが、ストンと腰を落とす。
床に座れば、長時間でもあぐらばかりという人たち。
このような座り方、腰かけ方は、
前弯であるべき腰椎を反対の後弯にひっくり返して、尾骨に重心をかけた、
いわばくつろいだ時の姿勢ですね。
試しに、背すじをピンと伸ばそうとすると、
組んだ足は下ろさなくてはできないし、
今度は尾骨が浮いて、両坐骨に重心が移るでしょう。
あぐらより正座の方が楽に背すじが伸びますね。
この時は腰椎の後弯が、正常の前弯に戻ります。
この腰椎の前弯ー後弯ー前弯の大切な働きをよくよく理解して、
一生その柔軟性をなくさないように努力していくことが大事なことなのです。
腰猫背になる人たちには、どちらかといえば座ってばかり腰かけてばかり、
運動はあまりしないという人が多いかもしれません。
しかし、欧米人に比べれば座る伝統を持つ日本人には断然多い腰つきであるといえるでしょう。
8月21日のブログで自分の腰椎を探ることをしましたね。
両側の脊柱起立筋(固有背筋)より背骨の方が高くなる人たちです。

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