2.猫背から起こる様々な症状ー腰痛1
腰が痛い時ほど情ない思いをすることはないでしょう。
肩や腕が痛むのは情ないというより不愉快で、いらいらするものです。
腰猫背が長年の姿勢になると、
腰がだるい、疲れるという感じがするようになるものです。
長時間の腰かけ、あぐらの後、立ち上がった時にスッと腰が伸びない、
よいしょっといいたくなるのが危険の兆候です。
これは腰椎の後弯が、すんなりと前弯に戻りにくくなる現象のはじまりなのです。
ある日から痛むようになります。
痛みは腰全体です。
後ろには反れない(反りにくい)腰になっているのですが、
自分ではそんなものだくらいの自覚しかないでしょう。
整形外科に行くとします。医師は腰の触診をしません。
レントゲン撮影後の説明では、骨と骨(椎骨と椎骨)の間が狭くなっているといわれるぐらいです。
つまり椎間板がイラストのように薄くなっているように見えるのです。
なぜそうなったのかは、レントゲンの写真だけ見ていたのでは分かりません。
触診すればすぐにでも分かることなのですが。
腰を前屈してごらんなさいとはいわれても、後屈してみなさいとはいわれないはずです。
医師は、前弯が過度のための腰痛はあっても、その反対の腰痛には理解がないのが一般的です。
この時点で、医師にも患者にも原因不明の腰痛になってしまうのです。
治療法は狭くなった部分を拡げるための牽引療法、注射、クスリでしょうが、
その場限りで楽になっても、仕事場で長時間腰かけていると、また痛くなってしまうのです。
医師に指示された前屈はさして痛くもないのに、なんで痛いのかなあ、
そんなこんなで、医療を諦めた皆さんが、さまざまな治療院めぐりを始めることになるのです。
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