14 「椎間板ヘルニアの激痛を治す」 YNさん(会社役員・48歳)

私の腰痛歴は、社会人になった時からですので、25年以上になります。
ただ症状としては、旅先等でマッサージを受けた時に、
腰を少しでも強く押されるとと翌日必ず腰の調子が悪くなることはありましたが、
日常の生活にはさほど問題なく過ごしてきました。
ところが一昨年の秋、あの激しい痛みに襲われたのです。
思い返してみれば2、3年前から、
ゴルフの時、後半のハーフに入ると何となく足がだるくな
りどこかに座りたくなったり、また何もせずにただイスに腰掛けていると
足の親指に痺れを感じることがあり、心配はしていました。
それが、あの日の朝、右足全体に激しい痛みが走り目が覚めたのです。
痛みで立ち上がれず、這って動くのがやっとという状態でした。
大学病院の整形外科の診断では、
腰椎の4、5番の椎間板ヘルニア、手術が必要ということでした。
でもすぐには手術をする気にはなれず、
針治療を初めいろいろな治療を受けながら、どうにか杖を頼りに歩いておりました。
そんな折り、妻の友人からカイロプラクティック院の先生を紹介されたのです。

早速訪れたカイロ院の先生は、
治療ベッドにやっとうつ伏せになった私の背骨を触診後、
「これは重傷ですが、手術してはいけませんね。
 治療に専念すれば、3ヵ月ほどで良くなりますよ」
と、これまでの経過を考えると信じられないことを言われました。
先生の説明は簡潔で、
私の症状の原因は腰椎の後弯、腰曲がりによるもの。
私が腰曲がりになった理由は、
日頃の生活の中で何気なくしていた長年の足組み、
あぐらによるものということでした。
私は先生の言葉を信じ、
歩いて通うことがてきないので近くのホテルに滞在し、
カイロ治療を受けることにしました。
初めはベッドにうつ伏せになって、足を真っ直ぐにできる状態ではなかったので、
お腹の下にタオルを敷いて腹ばいになり、
腰を温めてから治療に入りました。
治療中の先生が背骨矯正のために腰椎に加えられる押圧の時に感じる下肢痛は
かなり強く、足を切って捨ててしまった方が良いと恵ったりしました。
でも、あの治療の痛みに耐えられたのは、
先生の懸命な治療姿勢と心の治療というべき、優しい心遣いで、
「痛いでしょうが、治るのには誰でもたどる経過ですから頑張りましょうね」
「痛い時は、遠虚しないで声も出していいんですよ」
等、心温まる励ましに支えられたからだと思います。
治療後は、治療疲れ(?)でグッタリとなり、
歩いて2、3分のホテルに戻るのがやっとというのが1カ月ほど続きました。
その間、自分でも姿勢には気をつけ、
腰に負担がかかる腰掛けることや腰を曲げることは極力避け、
立っているか、ベッドに横になっているかでした。
それでも1カ月を過ぎた頃から、治療の痛さも以前ほどではなくなり、
土、日曜日には家に帰ることができるようになりました。
そして3ヵ月、ほとんど毎日治療に専念した結果、
ひどかった痛みも先生のお陰でほぼ治まりました。
そういえば治療開始2か月の頃、
仕事でどうしても日帰りで名古屋に出張しなくてはならず、
”のぞみ号” で往復したことがありました。
行きは東京から座らず、デッキの手すりにつかまって、
後ろ反り体操(腰椎部を反らす)をしながら1時間40分を耐えました。
帰りも同じようにデッキで体操している私を見て、
車掌さんが親切にも
普段は使用させない緊急時用のべッドのある部屋に案内してくれ、
東京まで横になって帰ったこともありました。

そして3ヶ月目からは自宅からの通院になりましたが、
まだ不安もあり、ほとんど毎日治療を受けに行きました。
6ヵ月目からは週に1度の治療になり、
先生の「治療だけに頼るのではなく……」の言葉に従い、
「右まげ体操」「胸はり体操」「後ろ反り体操」に励みながら、
”歩く”ことも始めました。
さらに日常の姿勢にも気をつけるようになりました。
先日は、街で私が痛みで苦しんでいた時期を
知っている人に会いましたが、
彼は2回も椎間板ヘルニアの手術を受けていたので、
私が手術もせずに元気になった姿を見て
信じられないと目を見張っていました。
私は現在、先生の
「春からはお好きなゴルフもできますよ」
という言葉を糧に毎日努力しています。

私と同じように椎間板ヘルニアで苦しんでいる1人でも多くの人に、
このような治療方法があることを教えてあげたい気持ちでいっぱいです。

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