2 子供の姿勢-1

<1>幼少の頃の本来の姿勢
小学生になる前の子供たちは、活発に遊び回る子供ほど、身長通りの姿勢をしています。
横から見ると、耳が肩の真上に位置しています。
運動を心がけさせなさいといっても小さい時から運動嫌いの子供は珍しくありません。
姿勢は幼児の頃からしつけたいものです。


3歳の子供でも、
身長通りの姿勢をしてみせたあと、猫背姿勢をしてみせると、
身長通りの方がかっこいいといいます。

毎日壁に背中を合わせる習慣をつけさせましょう。
「それがあなたの身長ですよ!」
「歩く特もその姿勢で歩きなさい!」
どんなにうるさくいってもよいと思います。成長後に必ず感謝してくれる日が来るでしょう。
一生、肩こりを知らずにしかも一番美しい姿勢になるのですから。<2>勉強のために歪む姿勢
机に向かう勉強姿勢を横から見てみましょう。学校で、塾で、
机に向かっている姿勢が一番長いのですから、注意してやらなくてはなりません。


1.背すじをピシっと伸ばして正面を見る。
 ノートを取る時は、2のように頭だけをうつむける。鉛筆を置いたら1に戻る。

これが理想的な机に向かう時の姿勢です。
たえず背もたれから離れてみる必要があります。
腰かけ姿勢で背筋力をつけることにもなります。もちろん、疲れたら背もたれによりかかりましょう。
背もたれがバネで後ろに倒れる椅子は感心しません。
背もたれいっぱいにお尻を引いて、深く掛けるのも大事な習慣です。
3の姿勢はあまり感心しませんが、この姿勢が長びくと必ず肩がこってきます。
頭を上げる時だけでも必ず1の姿勢に戻さなくてはなりません。
猫背になるかならないか、頭を上げる時3→1に注意するか、4→3にクセづくかが分岐点になるでしょう。

           姿勢教育塾
姿勢の正しいアドバイスを求めている方、必要な方が大勢います。
そういった方たちのお役に立つ知識と能力を身に付けませんか?
私が塾長を務める姿勢教育塾は、
誰でもわかる優しい言葉で理解できる講義と実技のプログラムで、
姿勢が原因となる身体の不調を取り除くことができます。


http://siseijuku.com/