5.カイロ治療で始めて知った、むちうち症はストレスが原因 S.U（自営業・38歳）
「健康は自分に贈る最高のプレゼント」という言葉があります。
健康で丈夫な体は何にも勝る貴重な財産です。
私が健康の有難みをしみじみと感じるようになったのは、
6年前の交通事故で「むちうち症」になった時からです。
いま思いますと、直後に入院した病院の治療がどうも的確でなかったような気がします。
むちうち症ということで、首はがっちりギブスで固定され、
レントゲン以外は毎日点滴ばかり打っていました。
それでも、比較的軽傷だったためか2週間ほどで退院し、
その後は通院で首の牽引と電気治療で3〜4ヵ月ほど経過しました。
しかし、季節の変わり目や天候の不順な時は、
首がパンパンに張り、血液の循環も悪くなるのか頭はボーッとして重たく、
なまアクビばっかりでていました。
ひどい時はめまいと吐き気で２、３度ダウンしたこともありました。
その後も整骨院でマッサージを受けたり、
大学病院の麻酔科でブロック注射を何度も打ちましたが、いっこうに良くなりませんでした。
そんな折、知人の紹介で、カイロプラクティック院に行きつきました。
私の順番となり、まずひと通り問診がすんだ後、
担当の先生による触診、姿勢のチェックが終わり、
「Uさん、頭がボーッとして重たいのは二、三回の治療で治ります。
首はですね、固定してしまうと、それがむしろストレスになって
頭痛だ、めまいだを引き起こすのですよ。
逆だったんですね、いままでの治療が……」との説明の後、
まずは首の回りを良くしましょうと、首の治療がボキッ、ボキッと始まったのです。
そして、「Uさん、ちょっと首を回してごらんなさい」といわれて首を回したら、
なんと治療前に左側に40度も回らなかった首がスムーズに60度くらい回るではありませんか。
首筋の腫れもとれ、頭も軽くスッキリとして、
何か目の前がパーッと明るくなった感じがしました。
まさしく「待てばカイロの日和あり」でした。
それ以来、すっかりカイロプラクティックの虜になってしまいました。
私はカイロプラクティックの素晴らしい点は三つあると思います。
１．薬を投与しないため副作用の心配がない。
２．どういう原因でこうなったか、どうすれば治るか実に明快である。
３．正しい姿勢の習慣が身につく（胸はり、側屈、腰ひねり体操の指導を受けて）
大病院の事務的な治療と違って、
カイロの先生方は実にやさしく丁寧で心のこもった治療をしてくれます。
ですから治療後はいつも心身ともにリフレッシュして
「あ〜来てよかった……。また来よう！」という満足感でいっぱいになります。
現在は、私の母（71歳）も腰椎後わんによる腰痛の治療を受けておりますが、
とても良くなってきました。
健康の有難みを病気になって初めて知りました。
それに病気の辛さも、経験しました。
これからは病気にならぬよう予防医学の意味をこめて、
定期的にカイロプラクティックの先生方に姿勢のチェックを受けようと思っています。
甲木寿人からのコメント
現代医療がストレスで首が回りにくくなる現象を知らないのは困ったことです。
Uさんのような症状は、車の事故とは全く関係ない人たちのほうがむしろ多いのです。
追突事故だから整形外科となるのですが、
事故に関係ない人たちは、頭痛やめまいの症状で整形には行かないでしょう。
しかし首の骨の1番目と2番目の間に水平ゆがみを生じる現象は同じなのです。
熟練したカイロプラクティック師の指先ではすぐにも触れるゆがみなのですから、
背骨も専門分野とする整形外科で、この事実が明らかにされる目が来なくてはなりません。
そうでないと、他の分野の医療では背骨への関心はゼロなのですから、
現代医療の谷間になってしまっているのです。
Uさんが６年もの間、さまざまに苦しんだ症状を、
ご本人は追突されたむちうち症の後遺症と思いこんでいるわけですから、治るはずがありません。
私は、事故で発生したさまざまなストレスが原因であることを説明して、
本人も充分に納得したところで治療を施しました。
２〜３回の治療で治らないむちうち症なんて滅多にあるものではありません。
姿勢教育塾
姿勢の正しいアドバイスを求めている方、必要な方が大勢います。
そういった方たちのお役に立つ知識と能力を身に付けませんか？
私が塾長を務める姿勢教育塾は、
誰でもわかる優しい言葉で理解できる講義と実技のプログラムで、
姿勢が原因となる身体の不調を取り除くことができます。
