6. 小学一年から腱鞘炎と診断された痛みをカイロで完全に解消                           Y.Jさん(会社員・29歳)

一番最初に指が痛むなと感じたのは、小学校一年ぐらいの時でした。
それが今日まで続いたのですから、カイロプラクティックの先生が開ロー番、
「手に痛みがくるというのは、"ねこぜ"の人しかならないわけですよ。
 まだ、20代の若さで、小学校時代から痛みが続いていたというのは
 何とも大変なことでしたね」といわれました。
先生がいわれたように、若かったせいもあって、
カイロプラクティック治療を受けて早く治りました。
肘の痛みは完全に消えました。13回の治療で全体の痛みはほぼ消えた感じです。


私は幼稚園の頃からピアノを始め、手がまだ小さいのにソナタまでいってしまったのです。
母に、どこが痛いのと聞かれても、
小さかったので、痛むところをはっきりと指摘することができなかったのです。
中学生になると、右腕の肘のところがしびれる感じになりました。
とりあえず内科医に診てもらったら、肩こりだといわれ、
手が重くなってきたら自分で肩のあたりを揉むようにアドバイスされました。
ピアノは中学受験のため、小学校六年の時に中断、
15,6歳の頃からまた始めたのですが、やはり指が痛むので、
整形外科に初めてかかったら腱鞘炎だと診断されました。
そして親指の付け根のところに注射を二度打たれました。
その痛さといったらありませんでした。
それでもよくならず、その時から指の痛み、肘のしびれは慢性化した感じでした。
20過ぎからテニスを始めたのですが、
これは痛みに自分でも慣れてしまって、逆療法的な感じで始めたものでした。
ところが、右肘が急に痛み始めたのです。
骨つぎみたいなお医者さんへ行ったら、腱鞘炎だといわれ、板を当てられて固定されました。
そうこうしているうちに、今度は左手が痛み出したのです。
運が悪いことに、
こんな状態の時にベッドから落ち、頸椎ねんざという形になってしまったのです。
まさにご"二重苦"といった有り様でした。
それで今度は整形外科で、首を牽引してもらうハメとなり、
一ヵ月ほど続けましたが、肩こりとつながるように、首から肩、指先まで、
また痛みがぶり返したような感じになりました。
そんな症状の時、紹介されてカイロプラクティアク治療を受けたわけですが、
一回目の治療のあと、
先生から「タオルを校ってみなさい」と促されてやってみたら、
本当に絞れたのでした。
この時の感激は例えようもありませんでした。
なにしろ、痛みでタオルが絞れず、おふろに入るにも母と一緒に入って、
タオルを校ってもらっていたのですから。
小学校時代から腱鞘炎といわれ、長年、痛みに苦しんできたのが嘘のようでした。
先生からいわれた「胸はり体操」は実行するよう心がけていますが、
背筋さえ伸ばせば痛みはなくなるということで、自信を持って生活できる今日この頃です。


甲木寿人からのコメント
指の使い過ぎで腱鞘炎になるという整形外科の診断は、
誤診としか言いようがありません。指は使えば使うほど器用になるものです。
最近はボケの防止にも役立つとさえいわれています。
Jさんの湯合もねこぜが原因の指の神経痛なのでした。
突き指をしたわけでもなく、怪我をしてパイキンが侵入したわけでもないのに、
炎症など起こるはずがありません。


肘の痛みは、神保さんがたまたまテニスをやったからテニス肘ということにもなるのですが、
テニスを全くやらない人でも同じ症状になります。
ねこぜで長年過ごすうちに、首こり肩こりのなれの果てとして出て来る場合と、
テニスで構えるねこぜ姿勢が身につくと若い年齢でも襲われる苦しみとなります。
症状は肘を曲げる方では痛くなく、伸ばす時に肘の外側の部分が大変に痛みます。
お湯や水の入ったポットが痛みのために持ち上げられません。
タオルを絞るのも苦痛です。
この肘や手首の痛みも、決して腱鞘炎ではありません。
橈骨神経という神経の痛みですから、冷やしてはならないのです。
Jさんの治療は、ねこぜを治すための矯正術ですが、たった一回で肘の痛みがとれたのは、
彼女の背中の骨(胸椎)が柔軟性を失くしていなかったからです。
それでも小学校以来続いていた諸々の痛みがすっかりなくなるまでには、一ヵ月近くかかりました。


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