1.正しい姿勢（基本姿勢）の定義
私たちの姿勢には、真横から見た姿勢と正面から見た姿勢があります。
姿勢の良し悪しは、普通横から見た時の姿勢をいいますが、
前から見た姿勢も極めて大事な姿勢なのです。
まず、横から見た姿勢を説明しますと、
耳を通る重心線は、体幹、脚部を離れることなく、かかとに下りる姿勢である。
となります。
横から見た姿勢は、
自分の身長通りであればイラストのように必ずなります。
次に正面から見た姿勢は、
両肩を結ぶ線は床に平行。鼻とへそを結ぶ線は床に垂直である。
ということができます。
正面から見た姿勢では、肩の上がり下がりには自分で気付く人もあるでしょう。
裸になって鏡の前に立って見てみましょう。
へそを観察してみます。
何となく右に引っ張られていませんか?
そうであれば、骨盤のふくらみが右に大きくなっているはず。
この骨盤のゆがみは、必ず背骨のゆがみを伴っています。
このことはまた詳しく述べることにします。
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