姿勢の研究 5
自分が猫背であると知って、直そうと、正しい姿勢を意識します。
3分我慢できますか？
自分なりに楽な猫背にすぐ戻るでしょう。
猫背と言うのは、筋肉の癖なのです。
仕事のために背中を丸める。胸の筋肉は縮みます。
頭を上げるときは、背中から上げると、縮んだ胸の筋肉も引き伸びるのですが、
頭の上げ下げだけの動作が癖づくと、胸の筋肉は働きの一部を無くします。
長年にわたり猫背が定着していきます。
筋肉は適応性豊かで、良い方にも悪い方にも癖づきます。
しかしどちらかと言えば収縮力が筋肉特性ですから、
猫背を治すのは容易ではありません。
猫背を直さなくてはならないのは、肩こりの間に直せないでいると、
様々な神経障害に見舞われる日がやって来るからです。
1.腱鞘炎
指の曲げ伸ばしが痛い 親指、2〜3本
バネ指
指の使いすぎ（整形外科）
2.頚肩腕症候群、胸郭出口症候群（整形外科）
首筋から肩にかけてのしびれや痛み。肩から指先までのしびれ痛み。
握力の低下。テニス・エルボー（ヒジが痛くて腕が伸ばせない。タオルが絞れない）
等の症状が、程々のしびれ・痛みから激痛まで。
突き指や打撲ねんざならわかるのですが、指の使いすぎで炎症が起こることは絶対にありません。
これらのしびれ・痛みの症状は、全部肩こりの成れの果てなのです。
今は痛みに気を取られて、肩こりを忘れているのですが、長年の肩こりがあったはずです。
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